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そしてもう一度夢見るだろう


ピカデリー・サーカス
まずはどこへ行こう
ハートの落書き
Flying Messenger
黄色いロールスロイス
Bueno Adios
Judas Kiss
Dangerous tonight
夜空でつながっている
人魚姫の夢



ピカデリー・サーカス


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

ピカデリー・サーカスに出れば
バスやタクシーひしめき合い
まるで昔と変わらない夕暮れ
心に書き溜めた歌と
胸に刻みつけた炎と
他に何も持ってなかった昔

今も探してる あの頃を
戻らないけど 失くさない
憧れの街

ファントムの魔力にいつか
魂奪われてゆくように
影の無い舞台の上に立てば
切り裂きジャックの悪夢に
脅えて登り詰めた階段
そこは元来た地下鉄の出口

どこに忘れたの あの歌を
雨に濡れても弾いていた
ギターケースの底

古い旅行案内の 絵葉書の中にひとり

今も探してる あの頃を
戻らないけど 失くさない
憧れの街

ピカデリー・サーカスに出れば
はじめてこの場所に来たときの
何も怖くない自分のように
誰もまだ知らぬ歌と
雨に灯りだす街の灯と
そして もう一度夢見るだろう



まずはどこへ行こう


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

川沿いの道に咲いてたよ マーガレット
笑いかけて
自転車こいでる きみの肩ごしに
今日見つけた春

はじめて映画に つれてってくれた
兄きみたい
生意気なカーディガン きみとお揃いの
クリームソーダたのもう

なにげない 風に目を細め
la, la, きみの髪が 近くでなびいてる
もどらない 季節の速さで
ゆっくりと 走ろう

はじめての街に 虹がかかって
むかえてるよ
素敵なチャンスを いっしょにつかもう
帰りは雨でも

はるばると ペダルを回せば
la, la, きみの声が 近くに聞こえてる
絵のように 過ぎてく景色を
まずはどこへ行こう

la, la, la, ・・・・・ まずはどこへ行こう

なにげない 風に目を細め
la, la, きみの髪が 近くでなびいてる
もどらない 季節の速さで
ゆっくりと 走ろう

はるばると ペダルを回せば
la, la, きみの声が 近くに聞こえてる
絵のように 過ぎてく景色を
まずはどこへ行こう

なにげない 風に目を細め
la, la, きみの髪が 近くでなびいてる
もどらない 季節の速さで
ゆっくりと 走ろう



ハートの落書き


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

校庭のむこうから きみの打つ球音が
補習の窓に きこえていた夏
答えを探して でも見つけられなくて
とり残された 教室の隅の

机の傷あと ハートの落書き
最前線には 届かなかったけど

それでも全てが きらきらしていた
あの日それぞれの 夢の途中

スパイクとスライドで 消えかかった白線を
きみは未来へ 走って行った
私はノートを もう とることもなく
日々の生活に 紛れていった

なぜか思い出す夕焼けの匂い
遠い道のりにくじけそうなとき

いつも思い出す あの頃のこと
きみもどれくらい もがいていたか

それでもあんなに きらきらしていた
はるかそれぞれの 夢の途中
ふりむけばきっと きらきらしている
今もそれぞれの 夢の途中



Flying Messenger


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

いちばん会いたいのは 誰?
もう会えないと 決めてるの?
もしも あなたが想うとき
誰かも きっと想ってる

夜明けの前の星灯り
雲の闇間をすりぬけて

私は 空飛ぶ夢の配達人
書かずに 終った手紙も届けます
恋した 街角 吹いてく風になって
失くした 気持を伝えに

片方 だけの手袋と
描きかけだった 似顔絵と
空白の 未来 残る部屋
あなたは疲れて 眠り込む

思い出の国はモノクローム
恋の夢だけ色を染めて

私は さすらう花びらのような
千切れた 言葉をつないで渡します
今では どこにも無い番地を探して
あなたの心の誰かに

私は 空飛ぶ夢の配達人
書かずに 終った手紙も届けます
恋した 街角 吹いてく風になって
失くした 気持を伝えに



黄色いロールスロイス


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

黄色いロールスロイスで
ふられたばかりのシーンを次へと飛ばそう
Tシャツのタキシードで
5つ星の店も ジョークにしちゃいなよ

Go for the next!
終りは次の始まり
昔から言われてるじゃありませんか

払えないツケは No way
かならず消える Go away
ならばいっそこの上
楽しく行こう My own way

黄色いロールスロイスは
もうすぐ出逢える新しい誰かを待ってる
広いバックシートに
染みついてゆくよ めくるめくオムニバス

Go for the next!
コッケイとカッコイイとは
ひと文字の違いだけじゃありませんか

やり直すなんて No way
反省しても Go away
だからいっそこの上
思いきってよ My own way

払えないツケは No way
かならず消える Go away
ならばいっそこの上
楽しく行こう My own way



Bueno Adios


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

離れゆく船 白い航跡
丘にすわって 見てる
熱い口づけ 夢の続きは かすむ煙

眩しい夏の午後 人知れずさまよう
あなたのいない日々 風にはためかせて
水色の空へと 飛び立つ鳩の影
目を上げれば 涙かわく
また逢いましょう いつかきっと

外した指輪 遠い消印
しまい忘れた 心
別れの言葉 ナイフのような 冷めた瞳

激しい陽射しより 肌を焦がす想い
あなたの残り火で 灰になってゆくの
ひとりでくちずさむ なぐさめの恋唄
耳寄せれば あなたがいる
また逢いましょう いつかきっと

眩しい夏の午後 人知れずさまよう
あなたのいない日々 風にはためかせて
水色の空へと 飛び立つ鳩の影
目を上げれば 涙かわく
また逢いましょう いつかきっと



Judas Kiss


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

照りつける太陽が こめかみを撃つような
かわいた町で
不確かな横顔と 孤独な蜃気楼に
恋した私

傷つくはずなんてないと 交わしたディールだった
みんな幻ときづかず ハートのダイヤ盗みとられた

あなたは砂漠のオアシス ひび割れた魂 潤す
けれども偽りのナルシス 自分のことしか愛せない

脱ぎ捨てたハイヒールは 抜殻のスコーピオン
痛みの果て
耐えられない疲れと 薄れてゆく意識に
瞼を閉じる

すぐに消えてしまいそうな ガラスと炎の上を
逃げるように追いかけてた あなたが待っていると信じて

たどり着く記憶のオアシス やりばの無い情熱を浸す
今でも狂おしい Judas Kiss 愛さえも鏡に映すの

Judas Kiss ・・・・

あなたは砂漠のオアシス ひび割れた魂 潤す
けれども偽りのナルシス 自分のことしか愛せない

たどり着く記憶のオアシス やりばの無い情熱を浸す
今でも狂おしい Judas Kiss 愛さえも鏡に映すの



Dangerous tonight


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

Dangerous, tonight 目と目が合って
となりの席が 空いてた
滑り込む影のように
前から知ってたみたいに

Ah 色は匂へど Ah 散りぬるを wow wow

Slowly, slowly, baby 楽しませて
氷が溶けるほど
Kill me softly, baby 感じさせて
意味深な WORD で

Dangerous, tonight 恋に乗って
夜通し 揺られてゆこう
どこへでも連れていって
はだけさせそうな 月明かり

Ah 浅き夢見し Ah 酔ひもせす su su

Sexy, sexy, baby Uh 良く見せて
濡れたその瞳
Give me softly, baby Uh 大胆に
一撃の POSE で

ひとはみんな長い旅の途中
琥珀色の時を求め

Slowly, slowly, baby 楽しませて
氷が溶けるほど
Kill me softly, baby 感じさせて
意味深な WORD で

Sexy, sexy, baby Uh 良く見せて
濡れたその瞳
Give me softly, baby Uh 大胆に
たまらない POSE で

Slowly, slowly, baby 楽しませて
氷が溶けるほど
Kill me softly, baby 感じさせて
意味深な WORD で



夜空でつながっている


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

ありがとう こんなに 寂しい想いがあるなんて
誰からも 何からも 知らされていなかった

夜空の 彼方に きらめくひとつ星を見て
涙こぼすって本当のことだったんだね

ここに ここにはいない あなたに語りかけよう
まるで となりにすわり もたれるように

ありがとう いつでも 心の奥にいてくれて
だから明日 私また歩き出す

やさしく 抱きしめ 私の名前を呼んで
そんなふうに 呼ぶひとはあなただけ

広い この広い宇宙で なぜめぐり逢えたの
なのに それなのになぜ去っていったの
私を残して

ありがとう こんなに 愛せるひとがいるなんて
だから きっと 私は生きてゆける



人魚姫の夢


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

沈んでゆく 夜の海に溶けてゆくように
消えかかる 月の明かり かすかな記憶
襲い来る 痛みだけが 生きているということ

叶えられぬ 想いたちは 泡になってく
どんなものも ひきかえには できなかったから
今はただ 闇の奥で 眠ってしまいたいの

いつか あなたはやって来る 深い涙の底へ
私を目醒めさせるために
やがて 薔薇色の朝になり あなたはささやくのよ
哀しい夢だったと

時は過ぎる 眠ったまま 気づかぬうちに
そばにいても 他人の夢には入り込めない
声を失くす 人魚姫が 残した恋の唄は

なんて 淋しさは果てしなく 私をひとりにする
あなたを待ち続けるために
明日 やさしいうでの中で 私は泣いてるのよ
哀しい夢だったと

おしえて おしえて あとどれくらいか
私が目醒めるときまで

いつか あなたはやって来る 深い涙の底へ
私を目醒めさせるために
やがて 薔薇色の朝になり あなたはささやくのよ
哀しい夢だったと

なんて 淋しさは果てしなく 私をひとりにする
あなたを待ち続けるために
明日 やさしいうでの中で 私は泣いてるのよ
哀しい夢だったと





Thank you for not smoking.