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SURF & SNOW


彼から手をひいて
灼けたアイドル
人魚になりたい
まぶしい草野球
ワゴンに乗ってでかけよう
恋人がサンタクロース
シーズンオフの心には
サーフ天国、スキー天国
恋人と来ないで
雪だより



彼から手をひいて


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

Keep off your hands! 彼から手をひいて
私の大切なパートナーよ
踊り明かす ロッヂのディスコティーク
誰にもじゃまは No No させない

(on Monday) 満員の夜行で (on Tuesday) 高原の駅まで
(on Wednesday) 彼をねらうのよ (on Thursday) ほかの娘たちまで
気が気じゃない 困るじゃない 私眠れない

Keep off your hands! 女が思うほど
男はモテないっていうけど

夢に見たの 二人だけの Holiday
こっそり教えてちょうだい ジルバ
熱い視線 あの娘に投げたって
それは彼のほんの気まぐれ

(on Friday) パーティーの晩には (on Saturday) けんかにやじ馬
(on Sunday) 仲直りにキスして (on Monday) 街へと帰ろう
やきもちはあきあきと 知ってて好き好き

Keep off your hands! 彼から手をひいて
めんどうがおこらないうちに
Keep off your hands! 彼は私のもの
愛しすぎてる Wow Wow いいでしょう

じゃまは No No させない
じゃまは No No させない



灼けたアイドル


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

彼は灼けたアイドル
海辺とばしてた
店の名前は“カバナ”
みんな夜明ししたよ

ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ

ああ 店はさびれて ひと足先
彼の姿 この町から消えた

誰かうわさしている あいつ見かけたよ
夜のダウンタウンで ビラをまいてたと笑う

ああ あの時にゆられて 誰もかれも
いつか淋しい 大人になってゆく

ああ 同じビーチで夕陽見れば
胸の奥の彼は変わらないの

会いたいわ 昔にもどって みんなに humm

ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ

ああ 舟につながれ 旅をしても
まだ すっぱいパイナップルでいたい

ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ

ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ

ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ



人魚になりたい


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

目を閉じて 寄りそって
ステップしても もう遠い二人
ほどく指先が 夢であって欲しいの

踊りましょう いつだって
うまくならないうち 曲が終わった
今日もレコードは 外の雨音になり 回る

きのうから吹く風の中へ
熱く燃えてた腕の中へ
ターンしたいの もう一度

踊りましょう きかないわ
あなたの愛はどこへ旅立つのか
涙つたうのを 肩ごしの鏡だけが知ってる

素直に泣ける雨の中で
冷たいフィズの泡の中で
人魚になってしまいたい
もう二度と
踊れない

きのうから吹く風の中へ
熱く燃えてた腕の中へ
二人 ラストのナンバーへ

素直に泣ける雨の中で
冷たいフィズの泡の中で
人魚になってしまいたい

きのうから吹く風の中へ
熱く燃えてた腕の中へ
二人 ラストのナンバーへ



まぶしい草野球


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

風の外野席 手のひらかざして
青い背番号 たしかめてみる

エラーの名手に届けるランチは
クローバーの上 ころがしたまま

まだ季節浅く 逆もどりの天気もあるわ
やっと気づいてくれた
その心の行方のように

寝坊できる休みの日にも
なぜあわててとんでゆくの
そんなに夢中にさせるもの のぞいてみたい

ちょっと高いフライ 雲に溶けてボールが消えた
今日はじめて見た あなたがまぶしい草野球

ちょっと高いフライ 雲に溶けてボールが消えた
今日はじめて見た あなたがまぶしい草野球



ワゴンに乗ってでかけよう


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

アクセルふかして Keep on truckin'
自由な心は Happy
あてどもない旅 一度したいと思いませんか

古いワゴンをなおして 自分だけのパラダイスにしようよ
派手なシャギーをしいて ボディに描いたティラノザウルス

いちばん愛する 誰かを乗せよう
スリルと淋しさ 分かち合ってくれる人

潮風感じて Keep on loving
たまにけんかして Slappy
陽が落ちるところ めざしてゆけば大陸横断

毎晩どなられたよ 楽器の音が大きすぎるって
うるさかった大家さえ 今はなぜかなつかしい

町の恋しさに 瞳がふるえて
ラジオをつければ 好きな歌が流れだす

荒野の灯りを Keep on searching
迷ってもいいさ Hippy
自然のベッドで 目ざめた日から世界が変わるよ

広いこの世の中に ひとりしかない
あなた見つけたら Nothing more
Nothing more Nothing more
なにもこわくなんかないよ

いちばん愛する 誰かを乗せよう
旅が終わるころ たぶんもっと愛してる

アクセルふかして Keep on truckin'
自由な心は Happy
あてどもない旅 一度したいと思いませんか

アクセルふかして Keep on truckin'
自由な心は Happy

自然のベッドで 目ざめた日から世界が変わるよ

陽が落ちるところ めざしてゆけば大陸横断

自然のベッドで 目ざめた日から世界が変わるよ

陽が落ちるところ めざしてゆけば大陸横断

自然のベッドで 目ざめた日から世界は変わるよ



恋人がサンタクロース


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

昔 となりのおしゃれなおねえさんは
クリスマスの日 私に云った
今夜 8時になれば サンタが家にやって来る

ちがうよ それは絵本だけのおはなし
そういう私に ウィンクして
でもね 大人になれば あなたもわかる そのうちに

恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース
背の高いサンタクロース 雪の街から来た

あれから いくつ冬がめぐり来たでしょう
今も彼女を 思い出すけど
ある日遠い街へと サンタがつれて行ったきり

そうよ 明日になれば 私も きっとわかるはず

恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース プレゼントをかかえて
恋人がサンタクロース
寒そうにサンタクロース 雪の街から来る
恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース
背の高いサンタクロース 私の家に来る

恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース プレゼントをかかえて
恋人がサンタクロース
寒そうにサンタクロース 雪の街から来る
恋人がサンタクロース
本当はサンタクロース つむじ風追い越して
恋人がサンタクロース
背の高いサンタクロース 私の家に来る



シーズンオフの心には


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

心はシーズンオフよ 夕陽はみじかく

静かな駅の伝言板は
きれいに消されてた

あなたはきのうせめてひとこと
残したでしょう

いっしょには帰れなかった ぼくには
待つ人がいるって わかってたのよ
哀しい恋をうらんでいた

シャッター降りた、店のかどから
あなたが出て来そう

日よけと椅子とにぎわう通り
夢のあと

いつまでも ばかな娘ではしゃいでいたかった
さよなら 避暑地の灯り
私も次の列車に乗る

心はシーズンオフよ 愛した時はゆく



サーフ天国、スキー天国


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

ゲレンデのカフェテラスで すべるあなたにくぎづけ
派手なターンでころんで 煙が舞い立つ

スタイルなんてどうでも あなたらしけりゃ最高
プロの選手もコーチも 出る幕がないよ

自然は雪や太陽つれてレビューを見せに来る
夕映え 樹氷を染めれば
しばらく地球は止まってる

スウィングしてる粉雪 Highな気分にさせるよ
つれてゆこうかこれから スキー天国へ

シャワー・ハウスで着がえて くり出せ熱い波乗り
焼きに来たのとビーチで 寝てるだけじゃだめ

悩みごとはとりあえず 帰ってからの宿題
につまる恋はこのさい 都会に置き去り

自然は波や雨雲つれてレビューを見せに来る
チューブを透かして見る空
しばらく地球は止まってる

光るしぶきに抱かれて Highな気分になろうよ
つれてゆこうかこれから サーフ天国へ

つれてゆこうかこれから スキー天国へ



恋人と来ないで


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

あなたの苦しみ わかっているのよ
はき出すように 私に残すさよなら
君は昔から 優しすぎるのさ
許してばかりじゃ 幸せになれないよ

あなたの Ray-Ban には 午後の街が映る
涙はかくせても 声がうるんでる
二人で最後に 話すカフェ・テリア
ここには来ないで 新しい恋人と

別れはいつでも お互いわるいもの
だからお願いよ 気にしてはいけないわ

真夏の海岸で ばったり会いたいな
電話は覚えてて 写真はすてても

二人で最後に 話すカフェ・テリア
ここには来ないで 新しい恋人と
新しい恋人と
新しい恋人と



雪だより


作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実
編曲:松任谷正隆

赤いダウンに腕をとおしたら
それは素敵な季節のはじまり
山の雪だより
サッシのベランダ 想いは屋根を越え

去年スキーで出会った人から
淋しい部屋に絵葉書とどいた
ふいの贈りもの
木枯らしに乗って ポストに舞い降りた

いっしょにすべる約束を忘れずにありがとう
すぐにたずねてゆくわ
まぶたが痛いほどの白い村へ

失恋したの少し前 あなたに話しましょう
そして粉雪けって
ふもとの谷へ急ぐ風になるの

エッジのキズを息かけてみがく
それは素敵な季節のはじまり
山の雪だより
机のラジオにじっと耳をよせた
冬ごとにとどく やさしいラブレター
冬ごとにとどく せつないラブレター





Thank you for not smoking.